河川用簡易防護柵 RSフェンス/RSHフェンス
獣害防止柵 / 河川用 / 農業用水路 / 侵入防止 etc…
管理が困難な場所への河川用獣害防止柵には、圧力がかかると格子が外れるRSフェンス。
圧力がかると格子が外れ、のれん状になり堆積物は通過、河川環境を簡易復旧します。 減水後は、格子のチェーンをつなぐ特殊リングを付け替え、フェンスを元の形状に復帰させます
ステンレス製のチェーンで構成されているため、サビに強く、安定性と強度に優れ、水流によってユラユラと揺れるため、落ち葉などの堆積物が滞留しにくく。維持管理の労力を大幅に抑えます。
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河川からの害獣の侵入をしっかり防止
RSフェンスは、チェーンで格子を形成した網状のフェンスです。護岸の形状や傾斜、河床の凹凸にもしっかり密着して、害獣の侵入をしっかり防止します。また、チェーンは水流でゆらゆら揺れ、落ち葉などのゴミは自然に流下するため、通常時の維持管理・メンテナンスは不要です。
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フェンスの圧力による自動解放
フェンスは河川増水時、流木やゴミが溜り流水圧の増加によって圧力がかかると、横軸の格子が外れてのれん状になります。 圧力がかかる順に穴を広げていくため、流木やゴミは河川を流下していきます。 減水後は、圧力によって外れた格子を再構築することで、フェンスは復元します。
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フェンスの再構築（復元）
自動解放した箇所の縦軸・横軸をＲＳリングで再び連結することで簡単に再構築が可能です。
市販のリングから強度を足したキャムズRSリングは1ヵ所約5秒で取り付けられます。＊河川内でのRSリングの取り付け作業は、増水時や流れが速い時などは、絶対に行わないでください。必ず減水後に行い、急な天候の変化や警報に注意し、常に安全を確認しながら行ってください。
河川への獣害対策のポイント
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取り残されていた河川からの侵入経路
山を囲み集落や耕作地への侵入を防止する対策をしっかりしていても、河川からの侵入を防げていない場合があります。
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落ち葉などの堆積物への対策
河川を金網などでふさいでしまうと、維持管理やメンテナンスが不十分な場合、落ち葉やゴミ等が堆積して流れを堰き止め、水位上昇とともに流速が加速し、河床洗掘や水質汚濁、護岸・法面崩壊を誘発する原因となってしまいます。
さらに大雨や台風などのときには、氾濫して河川流域に大きな被害をもたらすとともに金網は流失してしまいます。 流失しないように強度を上げれば、柵の構造は部材の大型化、複雑化を招き、設置費用だけでなく、維持管理・メンテナンスにかかる労力や費用もさらに必要となってしまいます。
多様な用途
- 入漁料が必要な河川域への釣り人の無断侵入防止柵
- 平常時においても水位が高い、流れが速い等の危険域への人・ボート・船舶等の侵入防止
- 上流で降雨の際、急激に水位が高くなるキャンプ場内の河川等
- 平常時において水位が高く浮遊物や流木等の流出が予想される河川におけるスクリーンとして
仕様について
河川用獣害防止柵/ＲＳフェンスおよびＲＳＨフェンスは、河川の環境や状況に適した仕様をご提案させていただきます。
河川幅・設置を検討する場所における害獣の侵入を防止できる柵高・護岸の状況（傾斜や障害物、土質）・害獣種・市街地または山間部・河川環境（水理特性・計画水位/予想高水位）・河床の状況や状態・浮遊物や流木等の流出状況
などによって、チェーンの太さや大きさ、目合、ＲＳリングの強度（またはワイヤーの強度）、材質、主吊線の張架および護岸への固定方法をご提案いたします。
RSHフェンス
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水難事故の抑制にセーフティネットにもなるRSHフェンス
ＲＳＨフェンスは、縦軸・横軸の格子の開放を人為的に行います。 ワイヤーを引っ張ると横軸チェーンが稼働してフェンスはのれん状になり、河川の増水によって氾濫が懸念される流木等の堆積物を流下させます。のれん状になった柵は、再びワイヤーを通し直すことで容易に再構築（復元）が可能です。 フェンスはワイヤーを引っ張らない限りのれん状にならないため、河川に誤って人が転落したときなどにはセーフティネットとしての機能を発揮し、しっかりと捕まり救助を待つことができます。
