TEST-5 キャムズWMパネル 溶接点せん断強度試験 *後メッキ(後漬け・ドブ)加工
実施日:2012年7月6日 検査場所:滋賀県東北部工業技術センター
使用検査機械:オートグラフAG-250kNX(島津製作所)
下記、データ数値は自社試験によるものです。
(JIS規格 JIS G 3551)
JIS H 2241に基づき、試験片を溶接金網の溶接点を含み十字に切り取り、万能材料試験機で上下方向に引っ張り最大荷重を測定しています。
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WMフェンスの溶接点のせん断の強さがJIS規格:JIS G 3551 の基準である250N/mm2を上回っていることを確認しました。 新技術(後メッキ):418.16496N/mm2 従来技術(先メッキ):266.82501N/mm2 |
供試体? | 最大荷重(kN) | 溶接点せん断強さ(N/mm2) | |
キャムズWMパネル 線径4.0mm(現行品) (後メッキ加工) |
1 | 5.13466 | 408.56329 |
2 | 5.10291 | 406.03695 | |
3 | 5.13828 | 408.85133 | |
4 | 5.64547 | 449.20828 | |
平均 | 5.25533 | 518.16496 |
供試体 | 最大荷重(kN) | 溶接点せん断強さ(N/mm2) | |
キャムズWMパネル 線径4.0mm(旧製品) (先メッキ加工) |
1 | 2.82459 | 224.75174 |
2 | 3.58836 | 285.52468 | |
3 | 3.41686 | 271.87848 | |
4 | 3.58359 | 285.14514 | |
平均 | 3.35335 | 266.82501 |
(自社規格試験)
試験体である溶接金網を溶接点を含み十字に切り取り、交差する2本の鋼線の片端を45°ずつ曲げて万能材料試験機で上下に引っ張り最大荷重を測定しています。
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JIS H 2441 よりも溶接点に過酷な条件の試験を社内規格として行いました。 そこでも後メッキ加工が先メッキ加工よりも約1.83倍上回る結果となりました。 新技術(後メッキ):26.65638N/mm2 従来技術(先メッキ):8.69178N/mm2 |
供試体? | 最大荷重(kN) | 溶接点せん断強さ(N/mm2) | |
キャムズWMパネル 線径4.0mm(現行品) (後メッキ加工) |
1 | 0.33474 | 26.63516 |
2 | 0.36987 | 29.43044 | |
3 | 0.30041 | 23.90353 | |
平均 | 0.33501 | 26.65638 |
供試体 | 最大荷重(kN) | 溶接点せん断強さ(N/mm2) | |
キャムズWMパネル 線径4.0mm(旧製品) (先メッキ加工) |
1 |
0.19515 | 15.52802 |
2 | 0.18728 | 14.90181 | |
3 | 0.16749 | 13.32713 | |
平均 | 0.18331 | 14.58565 |
TEST-2 キャムズWMパネル コーナー部強度実験
TEST-3 キャムズWMパネル 結束の強度実験
TEST-4 キャムズWMパネルシステム 溶融亜鉛メッキ試験(JIH H 0401)
TEST-6 キャムズWMパネル 鋼線の引張強度試験 *後メッキ(ドブ・後漬け)加工