01.キャムズWMパネル パネル簡易強度実験
キャムズプロジェクト実験・試験
BL(ベンダーリブライン)加工によって増加したキャムズWMパネルの強度を比較実験しています。
パネル自体が強度を持つことによって、耐久性の向上だけではなく施工後のメンテナンス費用も抑えることが可能です。
また、フェンスがたわまないことで運搬作業も容易にします。控え中や補助具が不要になるだけでなく支柱間隔を広げる事にもつながり、運搬性・施工性の向上につながります。
- 02.キャムズWMパネル コーナー部強度実験
- 03.キャムズWMパネル 結束強度実験
- 04.キャムズWMパネル 溶融亜鉛メッキ試験(JIH H 0401)
- 05.キャムズWMパネル 溶接点せん断強度試験
- 06.キャムズWMパネル 鋼線の引張強度試験
BL(ベンダーリブライン)加工の強度実験
BL加工なしのパネルは真ん中がたわんでしまっています。BL加工ありのパネルは水平を維持し、さらにコンクリートブロック5個(約9.5kg)を載せてもほとんどたわんでいません。
BL加工なし | BL加工あり |
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CAMS WM2000 H2050×W2700 線径:4.0mm 目合:100目×100目 先メッキ 溶融亜鉛メッキ付着量150g/㎡ |
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「たわみ」は、思いのほか運搬や施工際に作業負担を増やしてしまいます。揺れて足元を取られるために運搬・施工がひとりでは難しく、時間がかかってしまいます。また、たわむ=強度が低いと、控え柱や補助具を必要とするために、費用負担も増えてしまいます。
BL加工を施したフェンスは、害獣の衝撃、傾きや歪みにも強く耐久性にも優れているので、施工後のメンテナンスにおいても補修部材の費用や労力を大幅に軽減します。
圧縮強度実験
左のBL加工を施していないワイヤーメッシュフェンスは、コンクリートブロック1個(約9.5kg)でも、自立して立つことができず、コンクリートブロックから60cmのところで介助しています。(60cm以上低い位置での介助では、バランスを崩してしまい維持できませんでした。)右はBL加工を施したキャムズWMパネルです。8段(約76.0kg)を積み上げましたが、湾曲は全く見られず、しっかり自立して立っています。8段以上の積み上げも可能でしたが、安全のため、これ以上の積み上げを中止しました。
BL加工なし | BL加工あり |
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コンクリートブロック1段 | コンクリートブロック8段 |